白岳昌 Sakae Shiratake
スカイライト コンサルティング株式会社 マネジャー
日系Webベンチャー企業、外資系コンサルティングファームを経て、2017年よりスカイライトコンサルティングに参画。スカイライトでは、サービス業の法人営業におけるトップライン向上企画立案、不動産業における業務改革企画立案、製造業におけるITコスト削減企画立案など多種多様なコンサルティングに従事。短期間の業務やITのデューデリジェンスを入り口にして、課題の発掘や取り組みの方向性をあぶり出し、お客様が変革への最初の一歩を踏み出すサポートに尽力。
人としての優しさを大切にしています
仕事をする上で最も大事にしていることは、優しさです。思いやりのあるコンサルタントをモットーとしています。
コンサルティングサービスの最終目標は、ご支援している企業の成功ですが、日々対峙しているのは一人の人ですから、一緒に仕事をしたいと思っていただけるよう心掛けています。
お客様の話をちゃんと聞いて「分かってくれている」という安心感を持っていただいたり、無駄なやり取りを発生させないよう、メール文面を一往復で完結するようにしたり、作成する資料をそのままお客様内でご説明いただける形にしてお渡ししたり、そういった細かいところも含めて、優しさみたいなものを大切にしています。
考えが凝り固まらないように意識しています
最近特に痛感しているのが、主観や、固定的な考え方にとらわれないようにしなくてはいけないということです。たとえば1社を長期間ご支援していると、そのお客様とツーカーで通じてしまうことが多くなって、無意識に考え方が似通ったり、落としどころを安易に見つけてしまいがちです。たとえ、短い期間のご支援だったとしても、それまでのご支援とテーマが似通っていると、同じことが起きます。それでは、ご提案内容が非常に狭くなり、弊社が第三者としてプロジェクトに参画している意味はなくなり、お客様に良い示唆や貢献ができないのではないかと思います。
現在は、ITサービス企業と連携してコンサルティングのセールスおよびデリバリーを行っていますが、その企業のビジネスの成功だけを考えるとうまくいきません。なぜなら、その企業のお客様である、そのサービスの利用者は、それを求めているわけではないからです。自分たちの視野を支援企業のビジネスだけに留まらせず、いかに周辺領域を拡げて検討し、関係者みながハッピーになれるかが肝要だと考えています。
普段から、自分の考えが凝り固まらないよう、社内外を問わず、幅広い年齢層の人に話を聞くことも意識して行っています。年齢とともに保守的になっていきがちですし、上司だから私が正しいわけでもないと思っています。若いメンバーであっても、一緒にやるというスタイルで彼ら、彼女らの意見を求めて進めています。実際のところ、メンバーがどう思っているかは別ですが(笑)。
新しいご支援に入る時も、ある意味、それまでの考えを一旦フラットにして、先入観無く入っていけるかが大事だと考えています。コンサルタントとして経験を積んでくると、様々なテーマに対して分かったような気になってしまいますが、お客様のことをしっかり理解しないと本当のところは分かりませんし、見誤ってしまいます。
協働パートナーとして選んでいただきたい
私は前職が大手コンサルティングファームでした。転職理由の一つとして、セールスを自分で行いたいというのがありました。弊社での6年間のキャリアの中でそれを経験することができています。この年齢で、これだけのセールス/案件拡大の経験ができ、スカイライトに参画してよかったと思います。
今後は「コラボレーション/協働でデリバリーする」をテーマに外部パートナーと組んだ仕事も増やしたいと考えています。
弊社は大手ほどの規模はありませんが、人材の質は遜色なく、すばらしいコンサルタントが揃っていると思っています。その上で、関わる領域や落としどころに制約は無く、中立的に進めることができるので、テクノロジーに強みを持つ企業が求めていらっしゃる、上流フェーズを担うパートナーとして組みやすい相手なのではないかと思います。
入社以来、計画的にセールス経験を積んできたわけではなく、自らアンテナを張っていたことがキャリア形成につながってきたと思います。今の取り組みがすぐに次の仕事で役に立つとか、芽が出ることがなくても、時間を置いて「ああ、あの時の経験が今につながっている」ということが多く起こるのだ、と思えるようになってきました。目の前の一つひとつを大切にして地に足をつけてやっていくことと、多様な力を組み合わせて複雑な事業課題解決に挑戦していくことを大事にしながら、より多くのお客様の変革に貢献していきたいです。