既存事業の成熟と新領域への挑戦の両輪で、サステナブルな進化を続けます

木村:最後に、BPI事業の描く未来像をお聞かせいただければと思っています。SDGsに代表される国際的な取り組みを踏まえると、「2030」が世の中のひとつの時代区分となっているかと思います。また、御社におかれましては、23年度から3か年の新中計が始まります。お二人の視座からBPIのビジョンや向かうべき方向性などをお聞かせください。

鷲尾:事業を成長させながら、人と組織を強くするのがBPIの基本戦略です。既存の経営資源を利用して成長を実現するオーガニックな成長と、他者との連携を通じて成長するインオーガニックな成長を、自社とお客様に対してサステナブルにやっていくということです。

今後は事業最適化のための経営課題の抽出を目的としたアセスメントサービスの開発や、業界やサービスの特性別の複合サービスのパッケージ化を進めたいと思います。変化に勢いがある公共系領域においても、サービスの組み合わせや新規領域のアウトソーシングにつながる面白い発想や展開にたどりつくのでは、という期待もあります。

弊社とは異なる視点で世界を見ていらっしゃる他社様とともに新しい取り組みを行うことで、いまのビジネスの単純な延長ではない付加価値を提供できるサービスが生まれるかもしれない。事業の成長とともに面白いことも仕掛けていきたいと考えています。

江浪:バックオフィス機能の子会社化やシェアード会社化の経験を活かして、バックオフィス業務を支えるデジタル基盤の提供も行っていきたいと考えています。またチャレンジしてみたい領域のひとつに、受発注領域の実績を活かした物流改革への貢献があります。

現在アウトソーシングの活用が進んでいるのはオペレーション領域が中心ではありますが、今後は領域も価値も変化していくと思います。既にハイスペックなスキルを求められる領域にアウトソーシングの活用が進んでいくことも予測されていますし、さらにこれまで訴求してきた価値とは異なる価値が生まれる領域も誕生するかもしれません。今後の5年、10年を予測することは難しいですが、変わっていく環境の中で求められる価値を提供し続けるために、引き続きスカイライトコンサルティング様に伴走してもらえるとうれしいです。

木村:御社の向かうべき未来に向け、弊社のコンサルティングサービスも進化させていきながら、いい未来をともに生み出せるよう、引き続きご一緒できればと思います。本日はありがとうございました。

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Skylight Consulting Inc.

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